|
私は生まれも育ちも大阪の岸和田です。気候が大変暖かく住みやすくだんじり祭りが有名なところです。プロ野球の清原選手は中学校の後輩です。壁にある写真は親父です。学校を出てすぐ旋盤工の丁稚奉公から始め、戦後町工場を始めました。私も学校から帰ると旋盤作業などを手伝いました。今でも機械加工は人には負けないと思いますよ。それで今でも体を動かすことと技術的なことが大好きです。去年はだんじりの300年祭でした。だんじりは技術的にも大変面白いんですよ。 だんじりを作る職人は今でもたくさんいて、技術を磨きながら伝承しています。文化や技術はこのように受け継いで守らなくてはいけません。私は今でも都合さえつけばだんじり祭りには必ず行きますよ。
子供の頃、家の棟上げ式を見るのが好きでした。いかに木を組み上げて家を立ち上げてゆくのかが面白くて、いつも自転車で見に行っていました。中学校の頃は真剣に宮大工になることを考えました。高校の頃は歴史と地理が好きで、京大の文学部の先生に相談したら「それは趣味でもできるから、もっと大事なことをやりなさい」と言われました。「原子力にも興味がある」と言ったら「原子力は大切だから頑張りなさい」と言われて今に至っています。
|